子どものための公開リハーサル(7月9日)にお越しくださり、ありがとうございました。
いただいたご質問にお答えします!
・一番多い楽器は何ですか?(6才)
→オーケストラの中で一番人数が多い楽器は「ヴァイオリン」です。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・モーツァルトの音楽はいくつあるんですか?(8才)
→未完成のものも含めると700曲以上あるといわれています。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・ベートーヴェンの音楽はいくつあるんですか?(8才)
→未完成のものも含めると400曲以上あるといわれています。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・楽器は何万円ですか?(9才)
→楽器の種類によりますが、数百円から数億円です。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・一番高価な楽器は何ですか?(8才)
→オーケストラで使われる楽器の中では「ヴァイオリン」が一番高価です。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・演奏する曲はどう決めるのですか?(6才)
→指揮者と相談をして決めます。ちなみにコンサートの内容が決まる順番は
1.日にちと場所、2.出演者(指揮者、ソリスト)、3.演奏する曲 の順です。
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・どうしてオーケストラにピアノはないんですか?(7才)
→7月9日の音楽堂での公開リハーサルで演奏した曲にはありませんでしたが、
演奏する曲によってはピアノが入る曲があります。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・オーケストラはクラシック以外はやらないのですか?(10才)
→やります!映画やアニメ、ゲームの音楽もオーケストラが演奏しているものがたっくさんあります。
2022年10月30日に横浜みなとみらいホールで行うコンサートでは
「ジャズ」というかっこいい音楽を演奏します。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・楽器はどこで買っているの?(8才)
→楽器ごとに専門の楽器屋さんがあり、そこで購入します。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・音楽堂を借りるのはいくらですか?(8才)
→使い方によって料金が変わります。
音楽堂のウェブサイトに料金表がのっています。参考にしてみてください。(音楽堂館長)
・オーケストラにはどんな楽器がありますか?(7才)
→7月9日の音楽堂での公開リハーサルの時は、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、
トランペット、トロンボーン、チューバ、ティンパニ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスがありました。
演奏する曲によって、必要となる楽器の種類は変わります。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・音楽はどうやったら上手になりますか?(6才)
→いろいろな音楽を興味をもってたくさん聴くことです。「?(はてな)」を考えながら
音楽を聴いていれば、きっと音楽が上手になります。楽器の演奏の場合は、毎日練習をすることと、
演奏を楽しむことがなにより大事です。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・どうしたらそんなにきれいな音色が出るのですか?コツを教えてください(8才)
→残念ながらコツはありませんが、毎日練習をすることと、演奏を楽しむことがなにより大事です。
自分がいいと思う音、聴いている人がいいと思う音の両方をもった音が「きれいな音色」だと思います。
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・演奏をしている時、みんなは何を考えているのですか?(7才)
→オーケストラでは、「みんなと一緒に良い演奏をする」です。自分の音だけを考えるのではなく、
たくさんの人数で一緒に良い音を出す方法を考えています。
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・どうして指揮者は立っているのですか?(7才)
→本番の時は立っていることが多いですね。座っているよりも立っているほうが
指揮者が考えている音楽を伝えやすいからだと思います。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・どうやって楽器から大きな音を出すんですか?(8才)
→楽器をたくさん練習していくと、大きな音量のきれいな音色が出るようになりますよ!
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・指揮者はすべての楽器を演奏できますか?(40代)
→指揮者は楽器の経験者が多いですが、すべての楽器を演奏できる指揮者にはまだ出会ったことはありません。
しかし、良いと言われる指揮者は楽器の演奏方法や特徴を、演奏者以上に知っていることがあります。
日々の勉強のたまものです。なお、指揮者の沼尻竜典さんは、ピアノの演奏がとても上手です。
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・一番低い音が出る楽器はなんですか?(8才)
→オーケストラの中では「コントラバス」か「チューバ」です。
すべての楽器で考えると、おそらく「パイプオルガン」です。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・どうしてヴァイオリンの人はたくさんいるんですか?(10才)
→ヴァイオリンは弦楽器の中でも大きさが小さいので、人数がたくさんいることで
オーケストラの中でも良く聞こえる音量を出すことができます。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・練習がイヤになったことがありますか?(8才)
→イヤになったことがある人もいると思います。それでもプロの演奏家は楽器の練習を毎日しっかりやっています。
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・なぜ途中で演奏者の人数が増えたんですか?(6才)
→クラシック音楽に限らず、演奏する曲によって必要になる楽器の種類が変わります。
7月9日の公開リハーサルの時には、弦楽器だけの曲(ディヴェルティメント)から
弦楽器と管打楽器で演奏する曲(交響曲第38番「プラハ」)に変わるときに、演奏者の人数が増えましたね。
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・沼尻さんはなんで指揮棒を使わないんですか?(7才)
→指揮をする曲の雰囲気で持っていることと持っていないことがあるようです。
7月9日の公開リハーサルでは「ディヴェルティメント」は指揮棒なし、
「交響曲第38番「プラハ」」は指揮棒あり、でしたね。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・沼尻さんは指揮者の他に何の楽器ができますか?
→ピアノを弾くことができます。とても上手です。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・オーケストラはなぜ指揮者が必要なんですか?(7才)
→じつは!指揮者がいなくても演奏はできます。モーツァルトやベートーヴェンが
作曲をした曲を指揮者がいないオーケストラが演奏をしていることもあります。
ですが、指揮者がいたほうが音がまとまって演奏の表現の幅が大きくなり、良い演奏になることがあるため、
指揮者が必要になっています。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・本番は緊張しますか?(8才)
→緊張する人もしない人もいるでしょう。どちらにしても、良い演奏をする方法を、プロの演奏家は知っているようです。
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・オーケストラはいつも座る順番は決まっているんですか?(7才)
→決まっていませんが、チューニングの音を最初に出す「オーボエ」の人は
最初に座って演奏の準備を始めることが多いです。(神奈川フィルハーモニー管弦楽団スタッフ)
・指揮者になるためにはどうすればなれますか?(8才)
→まずはなにより楽器の演奏ができることが大事です。そうすれば譜面がしっかりと読めるようになります。
あと、指揮者は人の前に立つ仕事なので、たとえば学校のクラスの委員などをやってみて、
人の前に立つ経験をつんでみてください。(沼尻)
・指揮者はどんな練習が必要ですか?(8才)
→とにかく、譜面を読む練習が必要です。(沼尻)
・沼尻さんはなんで指揮者になったんですか?(7才)
→私は指揮者の他にピアノの演奏や作曲をしています。
最初はピアノと作曲の練習が多かったのですが、これは1人でやることがとても多い。
指揮者はみんなと音楽をすることができるので、指揮者になりました。(沼尻)
・沼尻さんは一番好きな作曲家は誰ですか?(7才)
→ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト!とても偉大で、彼が作曲した音楽は、本当に素晴らしいです。(沼尻)
・沼尻さんの一番好きな曲はなんですか?(7才)
→自分が書いた曲で、特にオペラ「竹取物語」が好きです。(沼尻)
他にも多くのご質問をいただきました。お答えできなかった方、ごめんなさい。
次回は、2023年1月7日(土)に予定していますので、ぜひまたご参加ください!