音楽堂ヘリテージ・コンサート Ongakudo Heritage Concert
【公演中止】ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル
Mikhail Pletnev Piano Recital
当公演は2021年11月27日から延期して実施の予定でしたが、中止となりました。
- 日時 2022/3/3(木) 18:00 開演 (17:30 開場)
- 会場 ホール
- 一般発売 2021/11/7(日) 予定枚数終了
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お問い
合わせ 神奈川県立音楽堂(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団) 045-263-2567(9:00-17:00 月曜休館)
現代最高のピアニスト、真の天才音楽家が紡ぎだすショパンの世界
2022年1月18日(12:30)追記
当公演は公演中止となりました。
中止および払い戻しに関する詳細は以下よりご覧ください
ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル 公演中止と払い戻しのお知らせ
https://www.kanagawa-ongakudo.com/news_detail/1906
ミハイル・プレトニョフは真の天才音楽家だ。
ありとあらゆるものに”天才”のキャッチが使われる今の世の中にあって、彼こそはまさにその名称にふさわしい真性の存在である。
音楽大国ロシアが生んだ現代最高のピアニストとして頂点を極め、指揮者、作曲家としても確固たる地位を築く、ある意味人間国宝の様な真の芸術家である一方、商業主義を好まず、その実像は意外にもまだヴェールに包まれている。
しかし、彼のピアノ演奏を聴いた聴衆が「ピアノとはこういう楽器だったのか」と開眼する衝撃的な体験をすることは間違いないだろう。
今年プレトニョフが聴衆におくるのはオール・ショパン・プログラム。ピアニストなら誰もが一度は挑戦する”オール・ショパン“だが、プレトニョフらしく個性的な曲目がならぶ。
何度も弾いて組み合わせや曲順を考え抜いた上に決められたプログラムとのことで、きっと他のピアニストとは全く異なったショパンの世界を見せてくれるだろう。
ロシアやヨーロッパでは、同じ都市で2つのプログラムで2公演のリサイタルを行うプレトニョフだが、今回は東京オペラシティでノクターンやポロネーズ、音楽堂ではマズルカを中心に構成したリサイタルを行う。お好きなプログラムを選ぶも良し、東京と横浜の2公演を聴いて「完成版」を味わうも良し。彼のマズルカの演奏には、前回2019年の来日時に接することのできた聴衆もいたが、それはもう宝石のように美しい音色だったという。
非常にピアニスティックな魅力に溢れるプログラム。演奏会の冒頭から最後まで一つの芸術作品を見ている様な素晴らしい体験が期待される。
出演
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
Mikhail Pletnev, Piano
プログラム
オール・ショパン・プログラム
All Chopin Program
●即興曲第3番変ト長調 op.51
Impromptu No.3, op.51
●マズルカ
Mazurkas
・4つのマズルカ より 第1番 嬰ヘ短調 op.6-1
From 4 Mazurkas No.1, op.6-1
・4つのマズルカ より 第4番 変ホ短調 op.6-4
From 4 Mazurkas No.1, op.6-4
・5つのマズルカ より 第5番 変ロ長調 op.7-1
From 5 Mazurkas No.5, op.7-1
・4つのマズルカ より 第13番 イ短調 op.17-4
From 4 Mazurkas No.13, op.17-4
・4つのマズルカ より 第20番 変ニ長調 op.30-3
From 4 Mazurkas No.20, op.30-3
・4つのマズルカ より 第21番 嬰ハ短調 op.30-4
From 4 Mazurkas No.21, op30-4
・4つのマズルカ より 第15番 ハ長調 op.24-2
From 4 Mazurkas No.15, op.24-2
・3つのマズルカ より 第40番 へ短調 op.63-2
From 3 Mazurkas No.40, op.63-2
・4つのマズルカ より 第24番 ハ長調 op.33-3
From 4 Mazurkas No.24, op.33-3
・マズルカ イ短調「ノートル・タン」 B.134
Mazurka “Notre Temps” B.134
・3つのマズルカ より 第41番 嬰ハ短調 op.63-3
From 3 Mazurkas No.41, op.63-3
・4つのマズルカ より 第45番 イ短調 op.67-4
From 4 Mazurkas No.45, op.67-4
・4つのマズルカ より 第48番 へ長調 op.68-3
From 4 Mazurkas No.48, op.68-3
●ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58
Piano Sonata No.3, op.58
*曲目曲順等は都合により変更になる場合があります。予めご了承ください。
音楽堂ヘリテージ・コンサート
開館以来多くの名手が訪れ「リビング・ヘリテージ(生きた遺産)」となってきた音楽堂で、次世代につなぐ人類の至宝(ヘリテージ)となりうる名手たちによる音楽の真髄を、主催、共催とりまぜておとどけする2021年春からの新シリーズです。
予約不要・運賃無料でJR桜木町駅前バスターミナルからシャトルバスを運行しています。乗り場はこちらをご覧ください。
公演によって運行時間は違います。
本公演の桜木町駅発車時間:①16:55 ②17:10 ③17:25 ④17:40
*所要時間約10分、①②のバスは開場前に音楽堂に到着します。
ご来場前に必ずお読みください。
プロフィール
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
Mikhail Pletnev, piano
その幅広い活動により、一言では説明出来ない多才な芸術家。ピアニストとして世界の頂点を極め、指揮者や作曲家としても魔法のような驚くべき才能で、世界中の聴衆を魅了。1990年ロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を設立。創設者・芸術監督として世界有数のオーケストラに育て上げる。2015年4月より東京フィルハーモニー交響楽団特別客演指揮者に就任。
1957年ロシアのアルハンゲリスク生まれ。13歳で中央音楽院、74年モスクワ音楽院に入学。ヤコフ・フリエール、レフ・ヴラセンコに師事。78年、弱冠21歳でチャイコフスキー国際コンクールのゴールド・メダル及び第1位を獲得。国際的な脚光を浴び、88年には当時の大統領ゴルバチョフに招かれ、ワシントンでのサミットで演奏。
驚くべき技巧、深い知性に裏づけられた演奏、完璧にコントロールされた美しい音色で、カリスマ的人気を誇る現代最高のピアニストの一人として活躍。しかし、2006年、突然ピアニスト活動を停止し世界を驚嘆させる。SHIGERU KAWAIピアノとの出会いにより、2013年よりピアノ活動を再開。以前にも増して素晴らしい演奏が、話題となっている。
ソリストとしてこれまでにハイティンク、シャイー、ジュリーニ、ザンデルリンク、ケント・ナガノ、ゲルギエフ、ネーメ・ヤルヴィ、ドホナーニ、ブロムシュテット、マゼール、ティーレマン、ガッティ、スラットキン、アシュケナージ他の指揮の下、クリーブランド管、サンフランシスコ交響、バイエルン放響、チェコ・フィル、フィルハーモニア管、イスラエル・フィル、サンタ・チェチーリア管等と共演。アバド指揮ベルリン・フィルと共演した97年の「ジルヴェスター・コンサート」及び2000年の「ヨーロッパ・コンサート」は、世界中にTV・ラジオ放送されている。
数多くのCDが発売され、スカルラッティの鍵盤ソナタ(ヴァージン・クラシックス)は、96年グラモフォン賞を受賞。BBCミュージック・マガジンは、「最高のピアノ演奏」と評した。ドイツ・グラモフォンから発売されたショパンのリサイタルCDについて、著名な評論家ヨアヒム・カイザーは「今年の1枚」であると書いている。また、CD「ラフマニノフへのオマージュ」は、ルツェルン近郊のラフマニノフの家で作曲家自身が愛用したスタインウェイで録音されたが、この模様は「セルゲイ・ラフマニノフ…メモリーズ」(NVCアーツ)というドキュメンタリーに収録されている。他にも、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲(ドイツ・グラモフォン)、C.Ph.Eバッハの鍵盤ソナタ、グリーグ、リストの録音等がある。
作曲家としても数々の作品を発表し、スティーヴン・イッサーリスのために作曲したチェロ・ソナタではピアノで共演も行っている。
1995年イェリツィン元大統領および2002年プーチン大統領によってロシア共和国第一等国家賞を授与されている。
使用ピアノ: カワイフルコンサートピアノ SK‐EX
スケジュール
*当初予定の2021年11月27日から延期して行います →詳細はこちら
チケット
チケット発売日 |
一般:2021/11/7(日) |
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チケット料金 |
2022年1月18日(12:30)追記 当公演は公演中止となりました。 中止および払い戻しに関する詳細は以下よりご覧ください
ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル 公演中止と払い戻しのお知らせ https://www.kanagawa-ongakudo.com/news_detail/1906
全席指定・税込み S席 6,000円 A席 5,500円 シルバー(65歳以上・枚数限定) 5,500円 S・A席より選択可* U24(24歳以下・枚数限定)3,000円 S・A席より選択可 高校生以下(枚数限定、当日要学生証提示) 0円 S・A席より選択可* 車椅子席S席 6,000円(付添席1名無料)
*シルバー・U24・高校生以下・車椅子席は、 ぴあ、e+、ローソンチケットでのお取り扱いはありません。
*神奈川芸術協会はS席、A席、シルバー券のお取り扱いがあります。 電話での受付は11月8日(月)より開始(ネットは7日より開始)
*新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響により、 11月27日(土)公演のチケットをご購入いただいたお客様は、お手持ちのチケットで入場可能ですので、 ご予約済のチケットは11月27日(土)中に発券をお願いいたします。11月28日(日)以降は発券できません 。
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主催 | 神奈川県立音楽堂[公益財団法人神奈川芸術文化財団] |
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助成 |
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
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