音楽堂ヘリテージ・コンサート
ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル
Gerhard Oppitz Piano Recital
- 日時 2021/12/24(金) 19:00 開演 (18:30 開場)
- 会場 ホール
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KAme
先行 2021/9/15(水) - 一般発売 2021/9/21(火)
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お問い
合わせ パシフィック・コンサート・マネジメント 03-3552-3831
ドイツ正統派のピアニズムを現代に聴かせる巨匠が弾くベートーヴェン《悲愴》《月光》《テンペスト》《熱情》
作品とまっすぐに向き合い、一音一音を慈しむかのように奏でられる音楽。
巨匠ケンプの後を継ぎ、ドイツ正統派のピアニズムを現代に聴かせるゲルハルト・オピッツ。芯のある柔らかな音色と確かな力強さで描かれるベートーヴェンのピアノ作品からは、あくまでも自然な作曲家像が浮かび上がってくる。そして作品とまっすぐに向き合い、一音一音を慈しむかのように奏でられる音楽には、私たちの心にすっと染みわたるような愛がある。
昨今の時代の流れは早く、様々なタイプの演奏家が登場し世界の楽壇を賑わせている中で、奇をてらうことなくただ純粋に、私たちを包み込んでくれるような温かい音楽を聴かせてくれる演奏家は稀な存在となりつつある。ゲルハルト・オピッツという一人の音楽家にとって、ベートーヴェンは“自分自身に一番近い存在”だと言う。だからこそ、彼の弾くベートーヴェンはこんなにも胸を打つのだろう。
ベートーヴェンは、その人生を賭してこの世界の森羅万象を音楽芸術へと昇華させた。今回演奏される《悲愴》《月光》《テンペスト》《熱情》という4つのピアノ・ソナタでは、ベートーヴェンが自身の過酷な運命に立ち向かっていく強靭な意志の力と、人間らしい感情の機微が感じられる。その不屈の精神は時空を超えて、今を生きる私たちのもとへとやってくる。
出演
ゲルハルト・オピッツ [ピアノ]
Gerhard Oppitz, Piano
プログラム
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ Beethoven: Piano Sonatas
第8番 ハ短調op.13「悲愴」
No.8 in C minor op.13, "Pathétique"
第14番 嬰ハ短調op.27-2「月光」
No.14 in C-sharp minor op.27-2, "Moonlight"
第17番 ニ短調op.31-2「テンペスト」
No.17 in D minor op.31-2, "Tempest"
第23番 ヘ短調op.57「熱情」
No.23 in F minor op.57, "Appassionata"
*曲目等は都合により変更になる場合があります。予めご了承ください。
予約不要・運賃無料でJR桜木町駅前バスターミナルからシャトルバスを運行しています。
乗り場はこちらをご覧ください。公演によって運行時間は違います。
本公演の桜木町駅発車時間:①17:55 ②18:10 ③18:25 ④18:40
*①②のバスは開場前に音楽堂に到着します。
ご来場前に必ずお読みください。
プロフィール
ゲルハルト・オピッツ [ピアノ]
Gerhard Oppitz, Piano
ドイツ・ピアノ界の正統派を代表する演奏家。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、ベートーヴェンとブラームスに関しては、世界最高の演奏者の一人として確固たる地位を確立している。音楽解釈における楽派の流れは、師のヴィルヘルム・ケンプに繋がり、その源流はリストやベートーヴェンにまで直接遡る。
バイエルン州生まれ。パウル・バックに師事した後、ケンプと出会い教えを受けるようになる。自身の解釈との著しい相似性に感服したケンプの遺志により、オピッツは後継者として音楽的伝統を引き継ぐこととなった。
1977年アルトゥール・ルービンシュタイン・コンクールで優勝し、一躍世界的に脚光を浴びる。翌年には、名門ドイツ・グラモフォンより最初のレコードをリリース。これまでに、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル等の著名オーケストラと、カルロ・マリア・ジュリーニ、ロリン・マゼール、リッカルド・ムーティ、ズービン・メータ、サー・コリン・デイヴィス、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ホルスト・シュタイン、サー・ネヴィル・マリナー、ヘルベルト・ブロムシュテット、ドミトリー・キタエンコ、ガリー・ベルティーニ等の指揮者と共演している。
これまでにリリースしたCDは数多く、BMG/RCAやヘンスラーからの、ブラームスのピアノ作品全集、ブラームスのピアノ協奏曲集(C.デイヴィス/バイエルン放送響)、ベートーヴェンのピアノ協奏曲集(ヤノフスキ/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管)、ベートーヴェンのソナタ全集、シューベルトのピアノ作品集等が好評を得る。
日本では1994年、NHKテレビのベートーヴェン・ソナタの演奏およびレッスンが爆発的人気を呼んだ。ベートーヴェン、シューベルト、シューマン&ブラームスの連続演奏会も好評を得る。親日家でもあり、日本で最も人気のあるピアニストの一人である。
チケット
当日券 |
18:00からを販売します
全席指定(税込) 一般:5,500円 学生:3,000円 |
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チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2021/9/15(水) ~ かながわメンバーズ入会はこちら一般:2021/9/21(火) |
チケット料金 |
全席指定・税込 一般5,500円 学生3,000円
◎単独券 KAme先行発売:9月15日
◎ヘリテージ・コンサートセット券 【販売終了】
●年間セット券(下記4公演)【販売終了】
●ピアノセット券(下記2公演)【販売終了】
*音楽堂ヘリテージ・コンサート セット券はチケットかながわのみで取り扱い *年間セット券の販売は対象公演が限定数に達したため終了しました。(8/27) *ピアノセット券は対象公演の販売を停止したため終了しました。(9/3)
*学生券はパシフィック・コンサート・マネジメント/チケットかながわのみで取り扱い。 *未就学児の入場はご遠慮ください。
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音楽堂ヘリテージ・コンサート
開館以来多くの名手が訪れ「リビング・ヘリテージ(生きた遺産)」となってきた音楽堂で、次世代につなぐ人類の至宝(ヘリテージ)となりうる名手たちによる音楽の真髄を、主催、共催とりまぜておとどけする2021年春からの新シリーズです。
お得なセット券も発売。ぜひ「木のホール」の美しい響きで、世界一流の音楽をお楽しみください。
11/27(土)ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル → 2022年3月3日(木)18:00開演に延期
※4/9 オリ・ムストネン、5/1 コンスタンチン・リフシッツ、9/26 イ・ムジチ合奏団は中止となりました。
<お得な音楽堂ヘリテージ・コンサートセット券> 【取扱い終了】
年間セット券(全4公演)25,000円(各公演単独購入 27,500円のところ)
8/29(日)アンサンブル・アンテルコンタンポラン
9/18(土)プラハ・フィルハーモニア管弦楽団
11/27(土)ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル
12/24(金)ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル
アンサンブルセット券(全2公演)14,500円(各公演単独購入 16,000円のところ)
8/29(日)アンサンブル・アンテルコンタンポラン
9/18(土)プラハ・フィルハーモニア管弦楽団
ピアノセット券(全2公演)10,500円(各公演単独購入 11,500円のところ)
11/27(土)ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル(3/3(木)18:00に延期)
12/24(金)ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル
*音楽堂ヘリテージ・コンサート セット券はチケットかながわのみで取り扱い
*イ・ムジチ合奏団公演の中止に伴い、年間セット券の対象公演および販売価格を変更いたしました。(6/18更新)
*年間セット券の販売は対象公演が限定数に達したため終了しました。(8/27)
*ピアノセット券は対象公演の販売を停止したため終了しました。(9/3)