音楽堂ヘリテージ・コンサート 関連企画
街なかトークカフェ #J.S.バッハ
バッハの無伴奏ヴァイオリン作品に聴く宗教と世俗
講師:樋口 隆一(音楽学者)
一杯のコーヒーを片手に、音源や映像を交えてこの不滅の名曲の秘密に迫るひととき。
講師には指揮者、音楽学者、音楽評論家として活躍し、数十年にわたる深いバッハ研究で広く知られる樋口隆一さんをお迎えします。
好評につき、会場をホワイエからホールに変更しました
- 日時 2024/1/24(水) 14:00 開演 (13:30 開場)
- 会場 ホール
- 料金 参加費:2,000円(ドリンク付・税込)
- 一般発売 2023/8/1(火)
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お問い
合わせ チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00、年末年始を除く)
講師からのメッセージ
バッハの《無伴奏》から得られる深い感動の根源はどこにあるのか。ひとりのヴァイオリニストが精魂込めて描き続ける音の世界には、たしかに人間の生きる喜びの全てがあるが、それだけではない。それを超越して、もっと精神的な深い喜びがあるからではないか。
たしかにバッハは教会音楽家であり、オルガン曲や、受難曲やカンタータに代表される声楽曲では、宗教的な世界を追求し続けた。しかしこれらの無伴奏作品では、宗教とか世俗とかいった垣根を越えて、それらすべてを含む精神世界が展開される。それはなぜかをご一緒に考えてみたい。
講師プロフィール
樋口 隆一(音楽学者)
1946年東京生まれ。音楽学者・指揮者。明治学院大学名誉教授。音楽三田会会長。日本アルバン・ベルク協会会長。国際音楽学会元副会長。一般社団法人樋口季一郎中将顕彰会会長。
慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒、同大学院博士課程在学中にドイツ学術交流会奨学生としてテュービンゲン大学留学。『新バッハ全集』の教会カンタータ巻(I/34)の校訂により同大学哲学博士。
A・スムスキーに指揮法を師事。シュトゥットガルト聖母マリア教会で合唱指揮者。帰国後、音楽学者、指揮者、評論家として多彩な活動を展開。明治学院バッハ・アカデミー芸術監督。
『バッハ』(新潮文庫)、『バッハ カンタータ研究』、アーノンクール著『古楽とは何か』、ノヴァーク著『ブルックナー研究』(音楽之友社)、『バッハから広がる世界』、『バッハの人生とカンタータ』(春秋社)、『バッハ学者は旅をする 私の音楽草枕』(アルテスパブリッシング)、バッハ《マタイ受難曲》、「バッハ:カンタータ傑作集」、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》(ユニバーサル)、フォーレ《レクイエム》(オクタヴィア)など著訳書CD多数。
京都音楽賞研究評論部門賞、辻荘一賞、オーストリア学術芸術功労十字章、テオドル・ベルヒェム賞(ドイツ)受賞。
スケジュール
15:45頃終了予定
休憩あり
チケット
当日券 |
13:00より販売開始予定
2,000円【ドリンク付・税込】 高校生以下無料 |
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チケット発売日 |
一般:2023/8/1(火) |
チケット料金 |
2,000円(ドリンク付・税込) 高校生以下無料(要事前申込) *引取方法により手数料がかかります。 *未就学児の参加はご遠慮ください。
【音楽堂ヘリテージ・コンサート年間セット券ご購入者様特典!】 *要事前申込(8月1日10:00~チケットかながわにて受付)引取方法により発券手数料等がかかります。 *年間セット券1セットにつき、11/3#シューベルトおよび、1/24#J.S.バッハそれぞれお一人様まで。 *当日、年間セット券をご提示いただく場合がありますので必ずご持参ください。 |
本公演情報